イギリスについてもっと知ろう!と思い、いろいろと授業に潜り込んだり、映画をみたりしている毎日ですが、
先日興味深い映画に出会いました。
’This Is England’ (2007) by Shane Meadows
2007年に公開された映画で、イギリスで驚異の大ヒットを飛ばした映画です。
1980年代のサッチャー政権時代のイギリスを描いています。
ファッションや音楽も、その当時を徹底的に再現してあります。
主人公の少年を中心に当時のナショナリスティックなイギリスを描きだし、
イギリス人のアイデンティティを考えさせられます。
主人公のショーンは、父親をフォークランド戦争で亡くした10歳の男の子。
母親と二人暮らしの裕福ではない家庭。学校には、父親の昔履いていた服等を着て登校するため、周りからは「ダサい」と言われ、イジメに会います。
80年代イギリス、時代はパンク全盛期。
そんな彼を救ったのが、
地元のヤンキーグループのリーダー、ウッディ。
ウッディとその仲間たちに受け入れられ、ショーンは毎日を彼らと面白おかしく過ごすようになっていきます。
ところが、ウッディの旧友であるコンボが出所してから、事態は一変・・・
最後の方は暴力的なシーン(殴る、蹴る...etc)が多く、
またスウェアーワード(fuckやhell等)が沢山使われているので、ネイティブではない私が見ていても、とてもしんどくなってくきます。
が、それでもイギリス社会について学ぶなら、一度は見ておくべき価値のある社会派青春ドラマです。
*TSUTAYAさんにも、あるようです*
(この真中のおチビさんが、主人公のショーン君。
みんなスキンヘッドで怖いですが、実は優しい、いい人達です。)
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